笛のおっちゃんのブログ

落書き帳に近い面もありますが、半世紀以上にわたり一応我家のメシのタネになってきた様々な笛の話、下手っぴなデジカメ写真などなどをランダムにアップしています。

田中公平・サクラを歌う

 お茶の水の近く、と云うか、神保町と云うか、カザルスホールと云うところにいった。 クラシック関係では結構有名なホールで、名前はよく知っていたが、中に入ったのは初めてだった。
 この日は、作曲家の田中公平さんの、なんと、弾き語りのコンサートが有る、と云う事で、ネットの仲間達5人で聞きに行った。

 よかったらリハーサルもどうぞ、と云うマネージャーさんのご好意で、編集長とわたしは、リハも見学させていただいた。
 リハの合間に、公平さんともお話出来て、「いや~、実演家と云うのは大変ですね~」とか、色々お話を伺う事が出来た。 練習が続いて、喉は大変だし、指は腱鞘炎気味で~、と云うようなお話だったのだが、本番のステージからは、全くそんな気配は感じられず、マサに熱演、熱唱の2時間だった。
 公平さんのお話では、このコンサートは、ネット以外では、全く宣伝していなくって、来ている人は、熱烈なサクラ大戦のファンばかり、と云う事だったので、ゲームに疎い我々は一抹の不安を抱きながら本番の会場に入った。
 たしかに、お客さんの中には、ちょっと怪しい感じの風体の(我々から見ると)方も、少なく無かったし、公平さんのトークに対する反応も、サクラ・オタクならではの鋭いものがあって、我々は若干浮いた(沈んだ?)感じがしないでも無かったのだが、そんなことを吹き飛ばしてしまうくらいの、公平さんの演奏のすごさには、全く感服の他無かった。

 以前から、公平さんがピアノを弾いたり(作曲家だから当然?)歌ったり、されると云う事は、なんとなく知っていたのだが、コンサート丸々歌いっぱなし、弾きっぱなしと云うのは大丈夫なのかなぁ、と云う、一抹の不安みたいなものを抱きながら会場に行ったのが正直なところだった。しかし、その不安は、ものの見事に裏切られてしまった。
 とにかく、1、2曲をご愛敬で歌う、とか云うのならともかく、休憩を挟んで約2時間モロ歌いっぱなし、それも、軽く鼻歌みたいに歌うのではなくって、マサに絶唱、絶叫、と云う感じの、歌にはまりきった感じなので、とても作曲家さんの隠し芸、とは思えない、とりあえず、その強靱な喉にも驚かされてしまう。

 ピアノの方も、かるく弾き流すというような伴奏のピアノと云うのではなくって、ソロの作品、と云う感じで弾きまくりだから、その気力、体力、バイタリティ、どれをとっても、すごいモノがある。
 ピアノのパートも、ほとんどが譜面に書いてある、と云う事で、この曲数のアレンジだけでも、大変だったと思う。
 プログラムの第一部は、公平さんの文字通りの一人舞台で、全くの弾き歌いのソロ、二部は、いろんなゲストを迎えて、軽いおしゃべりを交えての楽しいステージだった。
 一部の公平さんは、弾き語りのシンガーソングライター、二部は、さながらミュージカルスターと云う趣があった。
 普通のコンサートだったら、演奏者のプロフィールや、曲目解説、etcなどが載った、プログラムと云うものが必ず有るのだが、この日のコンサートは、いわゆる「プログラム」らしきものが無い、公平さんのお話でも、一声聞けば、瞬時に、どの場面のどの曲だっ、と分かる人ばかりだから、プログラム必要ないのだ、と云う事だったが、ほとんどのお客さんは、出演者に関しても、曲目もサクラ大戦の隅々まで知り尽くした方々ばかりなのだろう。
 そんな中で、ゲームをほとんど知らなくて、話の内容にはイマイチ付いていけない我々も、ほかの筋金入りのオタク連に負けないくらいに、いや、それ以上にトークと演奏に引き込まれてしまったのは、その歌唱力、演技力、話術、ピアノ実力のなせるワザだったのに違いない。
 本番の時は、我々の席は、公平さんがよく見えるようにと云う風にお願いした事もあって、2階のバルコニーだった。 リハーサルの時に、下で聞いた時は、歌もピアノも、大変良いバランスで聞けたのだが、バルコニーの方だと、歌やトークがほんのちょっと聞きにくかったかな、と云う感じがした。多分このホールは、PAを前提としていない為に、PAの音にホールの残響がかぶってしまったせいだろう。

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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

  1. 2006/04/16(日) 20:00:00|
  2. コンサート、ライブ・レビュー
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