虫の類や小動物を見かける機会が随分減ってしまったような気がするが、カタツムリもその例外ではないようだ。
そんな事を特に考えていたわけではないのだが、これは今朝出かけるときに道ばたでふと見かけたカタツムリだ。 前夜のものすごい豪雨で元気を得て出てきたのかも知れない。

撮るだけは撮ったが、カタツムリのことは(も?)全く分からないので、ネットで見てもイマイチ定かでない。 ナミマイマイ、ミスジマイマイ、などが近いような気はするのだが・・・。
ところで、カタツムリの正式名(和名)と云うのは、「**マイマイ」など、「マイマイ」が付くのが多い、と云うよりほとんどがそんな気がする。 なんとなく幼児語っぽい感じがして面白いと思うのだが・・・。

カタツムリは動きが遅いからと思って、少し近づいて撮ったらそっぽを向かれてしまった。
この幼虫はネットで写真を見たことが有ると思って撮ってみたが、後で調べたらササキリの幼虫だった(多分)。

後足の第一間接の真ん中辺りに白い部分があるのが特徴のようだ。
こちらはこの前も撮った、ツチイナゴの幼虫、↑のササキリと同様、いずれもこの姿からは成虫を想像しづらいものがある。

こちらはその帰り道に見つけたスリムなバッタで、体長約5センチくらいだろうか、一見したところツユムシの仲間かと思ったが、よく見ると顔はバッタの顔をしている。

あとで調べてみたら、
ショウリョウバッタモドキと云う事になった。 つい数日前まではショウリョウバッタのオスを
ショウリョウバッタモドキと思いこんでいた間違いに気付いたところなので、タイミングがいいと云うべきか。
不思議なもので、今まで見たことがなかったのに、この日は別の場所でも同じバッタを数回見かけた。
大きさはショウリョウバッタのオスよりかなり小さく、さらにスリムだ。 羽が長く、その割に後足が短いのが特徴のようだ。
こちらは別の個体だ。

カメラを近づけると、後ずさりして逃げる。 飛ぶ時は、短距離でもジャンプじゃなくて、必ず羽を使って飛ぶようだ。
本家のショウリョウバッタ。 この辺りはショウリョウバッタとオンブバッタはやたらとよく見かける。

これは綺麗なツートンカラーバージョンだ。
アカトンボ、普通よく見かけるモノより、一回り小さい。

名前を調べようと思っても、秋になると赤くなるとか、オスとメスで違ったりするので、結局分からなかった。 かなり近づいても全く逃げる気配が無かったので、結構クリアに撮れた方だと思う。

詳しい人だったら、一目で分かるのだろう。
ハラビロカマキリの幼虫。 もうかなり大きくて、次の脱皮で成虫になるかな、と云う感じか。

肝心の頭部がボケて、尻尾の方にピントが合っているが、危険を感じたときなどに、こんな風に尻尾を立てるらしい。 もっともこれは幼虫の間だけで、成虫になれば羽が邪魔をして、このワザは使えない。 よく見たらアブラゼミの羽を齧っていた。 セミを丸ごと食べて、最後に羽が残ったとしたら、すごい食欲だ。 もっともセミの体は共鳴胴みたいなもので中がほとんど中空らしいから、それほどのボリュームではないのかも知れない。
この抜け殻は、よく見るアブラゼミの抜け殻と違って、少し細長い。

ヒグラシかツクツクボウシかな、と思って、ネットで調べてみたら、ツクツクボウシの抜け殻と云う事になった。 触覚の間接の長さで見分けるらしい。
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- 2008/08/29(金) 20:00:00|
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今年初めて見た成虫のカマキリだ。

オオカマキリにしては小さいから、チョウセンカマキリと云うのかも知れない。が、オオカマキリもオスは小さいから、分からない。
前足の間の色で見分けられるらしいが、写真はこれしか無いので、判定は出来ない。
で、そのカマキリのすぐ近くで目に入ったのが、これだ。

10日ばかり前から盛んに鳴き始めている、
アオマツムシに違いない。 葉の陰で薄暗いところなので、見事にブレてしまっているが、なんとか特徴は分かるだろうか。
羽の模様から、オスだと思われる。
今頃から秋にかけて、木の上でけたたましく鳴いているのだが、中々お目に掛かる機会が無い。 2、3年前に、玄関の外灯の近くに居たのを見たきりで、その時はカメラが無かったもので、もちろん写真も撮れなかった。 子供の頃に、見かけたような気はするのだが、あまり定かではない。

デジカメのディスプレイで見ても、明らかにブレているので、それならばタイマー(2秒)を使おうとしてちょっと目を離したすきに、しっかり逃げられてしまった。 残念至極だ。
すぐ身近なところに、おびただしい数が居るはずなのだが、自然のままで鮮明な写真を撮るのは、至難のワザかも知れない。
鳴くのは夜だけだし、手を伸ばせば届くところで鳴いているのに、中々見付けられない。
昼間は昼間で、目に付きにくいところに潜んでいるだろうから、今日のように見付けられる機会は、中々無いだろう。
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- 2008/08/27(水) 20:00:01|
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イモムシの類が苦手の方は読み飛ばしていただきたい。
我が家の郵便受けの横に、約1メーター四方のスペースが有る。 なんの目的で作られているのかは不明だが、多分、花でも植える事を考えていたのだろう。
6、7年くらい前からだろうか、そのスペースにこんな感じのミカンの類が植えられている。

たしか最初は植木屋でオレンジとして売られていたのを買ってきたと記憶しているが、普通の夏ミカンとあまり変わらないような気がする。 もう20年以上も前の話だ。 店頭に有った時は実が生っている状態だった。
手入れが悪いせいもあるのだろうが、その後、実のほうは出来たり出来なかったりを繰り返していた。
毎年花は沢山咲いて、実も豆粒くらいにはなるのだが、ほとんどが落ちてしまって、大きくなるのはせいぜい1個、たまに2個で、全部落ちてしまう事もあった。
それが、なにを間違ったのか今年は5個も出来て、目下のところ順調に育っている。

この小さな木に5個の実はちょっと負担が大きすぎるのではとか思いつつ、普段より水やりをマメにしたり、時々肥料をやったりして、なんとなく気に掛けていたのだが、このところ傷んだ葉が増えてきたのに気が付いていた。
で、ふと目に入ったのが、こいつだ。

アゲハの幼虫は柑橘類にとっては害虫以外のなにものでもないが、このユーモラスな顔つき、体つきを見ていると、ついつい撮りたくなってしまう。

カメラをとりに走って、何枚か撮っているうちに、こんなのも居た。

後で調べると、どちらも
ナミアゲハの幼虫のようだ。 「ナミ」と云うのは「並」だろうから、それほど何処にでも普通に見られる、と云う事だろう。 どう見ても同じ種類とは思えないが、孵化してしばらくはこんな感じで、一見、鳥の糞にしか見えないのが、脱皮を繰り返して5齢になると突然↑のような綺麗なグリーンに変身するのだそうだ。
これだけ成長するには、かなりの葉を食べたのだろうが、この大きさだから、まだまだ食べ続けるとすると、木にはかなりのダメージを与える事になるのだろう。
うちには別にユズの木があって、これもせいぜい1.5メータくらいなのだが、今年は実が不作で、葉ばかりやたらと繁っているので、多少喰われても大丈夫だろうと思って、両方ともそちらの方へ移動願った。
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- 2008/08/27(水) 20:00:00|
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とあるコンサートで、世田谷区、三軒茶屋の近くにある昭和女子大の人見記念講堂と云うところに行った。
かなり以前になるが、ここの女子大には箏曲部のコンサートのお手伝いで数回来たことがあるのだが、このホールに入るのはこの日が初めてだった。その頃はまだ建っていなかったのかも知れない。
コンサートの中身はとりあえず置いておいて、ホールのロビーで興味深いモノを見付けた。

青銅製のようで、一見、銅鐸かな、と思ったのだが、半月型に切り取ったような下側の形が銅鐸とは違っている。 そうではなくて、説明を読むと「
編鐘」と云うもので、どうやら楽器らしい。
揚子江の中流域で出土したもののレプリカで、中国にあるこの大学の姉妹校から寄贈されたもの、との事だ。
本来の姿としては、中国だからペンタトニックだったか、或いはディアトニックだったのかも知れないが、このレプリカは、12平均率に調律されていて、音域は6オクターブにおよぶとの事。 6オクターブと成れば、70個以上になるわけだが、確かにそのくらいの数は有ったと思われる。
大きさは最大で横幅が60センチ前後、小さいものは10センチくらいだっただろうか。
かなり薄暗いところで、フラッシュ無しの手持ちで撮ったので、よく分かり難いかも知れないが、↑の写真が一番大きい部分で、こちらの写真の上のほうに並んでいるのが、最小のグループだ。

音色は未知数だが、6オクターブで12平均率となれば、これを使えばかなりの表現力があるはずで、作曲家だったら創作意欲をかき立てられるものが有るのではないだろうか。
もっとも、実際にこれを演奏するとなれば、大変な事になるかもしれない。
横幅が平均30センチとしても、並べれば20メーター、ピアノみたいに白鍵、黒鍵の配列にしても10メーター程度にはなるわけだから、数人の奏者で分担しなければいけないだろう。
音を聞いた事がないので、数千年前の中国の宮廷楽器の音色は想像するしかないが、得も言われぬ優雅な響きではないか、と思う。
いずれにしても「楽器」なのだから、こんな具合に展示しておくだけでは、如何にももったいない。
是非、響きを聞かせて欲しいものだ。
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- 2008/08/23(土) 20:00:00|
- 珍しい楽器
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久しぶりに
日本薄謝協会、別名N○Kに行った。
久しぶりと云っても、ことしに成って4回目、やく2ヶ月に1回の割合だから、もっと行くことが少ないスタジオは一杯あるのだが、昔、ここだけで一日に4、5本も仕事をしていた頃のイメージが有るものだから、やはり久しぶりの感は否めない気がする。
その頃は、廊下を歩いても、食堂に行っても、至る所で顔見知りの人に会ったり、直接話したことは無くても、なんとなく見慣れた顔が多かったのだが、最近はスタジオの前の廊下を見渡しても、ミュージシャンに会うことも滅多になくなってしまった。
で、久々に行ったら、ゴショク(5食)と呼ばれている5階の食堂の前にこんなものが置いてあった。

まあ、グリーンやグレイの公衆電話も最近は珍しく成ったが、注目してほしいのは左側の機械だ。
充電、と云う字が見えると思うが、携帯の有料充電機だ。 コインを入れたら、通電するのだろう。
後で見たら、1階の食堂にも置いてあった。 NHKには食堂やレストラン、喫茶店の類が他にも有って、見ていないがもしかするとそちらにも置いてあるのかもしれない。
ちなみに5食の前は何度も通ったが、利用しているところは一度も見なかった。

20分で100円と云うのは、ちょっと割高な気がするが、電気代としてはどんなものなのだろうか。
フル充電するには20分ではとても足りないし、当座の間に合わせに充電するにしても、しばらくの間、この前にぼーっと立っていなければいけないわけで、どうもあまり実際的ではないような気がする。
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- 2008/08/19(火) 20:00:00|
- スタジオ日記
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出がけに我が家の庭で目に入ったのがこれだ。

ちょっと離れて見ると、なにやら花のように見えなくもないのだが、昆虫のようだ。 ウンカの類かな、と思って、数枚撮っておいた。
帰宅してからネットで根気よく調べてみたら、
アオバハゴロモと云う優雅にして美しげな名前だと分かった。 特徴がはっきりしているので間違いないだろう。
淡いグリーンとピンクの縁取りが、羽衣と云う風流なイメージを生んだのかも知れない。

半翅目
アオバハゴロモ科
アオバハゴロモ、と云うのが正式名で、セミやカメムシ、ウンカ(雲霞)などと同じ仲間だ。 いずれも木にとっては害虫なのだが、こうして並んで止まっているところは中々綺麗でもある。
こちらはいつもの尾根道にいたのだが、なにかバッタの幼虫のようだ。 一枚撮ったら、即座に逃げられてしまった。 日陰で光量がイマイチだったので、ブレたかな、と思ったのだが、意外とちゃんと撮れていた。

これも調べてみたら、
ツチイナゴの若齢幼虫らしい。 この段階では成虫とはかなり違った色をしているので、この姿からは成虫を想像するのは難しい。 ただ、目の下の(この写真では上)黒いトレードマークだけはしっかり現れている。
ずいぶん長い間、キチキチバッタと
ショウリョウバッタは別の種類だと思いこんでいた。 子供の頃見た図鑑では、別の種類のように書いてあったと記憶しているのだが、今となっては確認のしようもない。

これがわたしがキチキチバッタと思いこんでいた
ショウリョウバッタのオスだ。 オスはその別名の通り、飛ぶときにキチキチと云う音を立てる。
で、これが
ショウリョウバッタのメス、とても同じ種類とは思えないくらい大きさが違う。
いずれにしても、お盆の頃によく見られるので、ショウリョウ(精霊)バッタとは、よく云ったものだ。

オスが体長約5センチくらいで、かなりスリムで小さいのに対して、メスの方は、体長8センチ以上、肉付き(?)もよく、がっしりした感じがする。
道端の草に止まっているセミを発見して、撮ろうと思ったらいきなり逃げられた。 透明な羽の小型のセミだったので、ツクツクボウシかヒグラシだろうと思ったのだが、ゆっくり見ている暇も無かったので、分からずじまいだった。
これは帰り道、午後2時頃だろうか、某薬大の柵に止まっているのを見付けた。 この辺りでこう云うキリギリス類を見かけるのは初めてなので、とりあえず2、3枚撮ってみたが、いずれもこんな感じで白飛び(緑飛び?)状態に成ってしまった。

黒い柵に止まっている上にバックも暗いせいのようだ。
思いついて、スポット測光にして撮ったのがこれで、これならなんとか行ける。

調べてみたら、
ヤブキリのオスのようだ。
ヤブキリと云うのは多分藪キリギリス、の意味だろう。
よく見たら、右の後足が欠落している。
こちらはアカトンボ。

もちろんアカトンボと云う名前のトンボは居ない。 多分なんとかアカネとか云うのだろうが、確認は出来なかった。 2枚撮ったところで逃げられてしまったが、一枚は完全に失敗だった。
今はこんな色だが、秋になるともっと赤く色づいてくるのだろう。
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- 2008/08/18(月) 20:00:00|
- 身近な昆虫
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近所の尾根道で見付けたのだが、目立たない色なので、うっかり見過ごすところだった。
あまり時間が無かったので、ゆっくり見ている暇が無かったが、羽がまだかなり短いので、これはなにかキリギリスの仲間の幼虫だろう。

カメラをかなり近づけても、ほとんど動かなかった。
名前は分からないが、初めて見るような気がする。
ふっくらと大きな腹、それに比べて小さい頭、長い触角、後足などが特徴だろうか。
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- 2008/08/12(火) 20:00:00|
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セミの羽化と云うのは、普通しっかり足場が確保出来るような木の幹などで行われるものだと思っていたが、最近、どう云う訳かこんな感じの如何にも不安定なところに抜け殻を見かける事が多い。
これは見てのとおりススキの葉に止まっている、誰かがいたずらして置いたのか、と思うくらいだが、そう云うわけでもないようだ。

回りに木がないと云うわけではなくて、数メートルの距離にしっかりした木が生えているにもかかわらず、敢えて不安定な草の葉とか、細い木の枝の先のほうの葉などにつかまって羽化するケースが非常に多いように思う。
蝉の幼虫は地中で木の根から樹液を吸っているわけだから、どこに木が有るかは認識出来そうに思うのだが、不思議だ。
昆虫や他の甲殻類の生き物にしても、羽化や脱皮と云う動作自体も、さらにその後の体が固まるまでの数分、もしくは数時間は、無防備でかなり危険な時間を過ごさなければいけないはずだ。
にもかかわらず、一つ間違って滑り落ちたりしたら、それで終わりではないか、とも思えるような不安定な場所を選ぶのはどうしてだろう。
こちらは自生しているテッポウユリ。

鉄砲百合などという物騒な名前が付いたのは、多分、他のユリのように花びらが分かれていなくって、筒状になっているところからだろうか。
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- 2008/08/11(月) 20:00:00|
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8月上旬、軽井沢に行った。
軽井沢と云っても日中は結構暑い日もあるし、夕方はものすごい夕立があったりして、買い物とか以外にはほとんど外出もしなかった。
少しはパンパイプのメンテのような事をしたり、狭い庭に咲いている花や、やって来た虫を撮ったりしながら過ごしていた。
夜、明かりにつられて飛び込んできたのがいて、一瞬蛾かと思ったら、小さいながらカミキリムシだった。 左の前足で右の触覚をつかんでいるのが、なんだかおかしい。

こうして見ると、仮面ライダーなんかに出てくる怪獣のような面構えだ。

とにかくカミキリムシはびっくりするほど種類が多い。ネットで根気よく調べてみたが、なかなかぴったりしたのが見つからない。

ビロードカミキリと云うのが一番近いように思うが、定かではない。

朝になってもまだ居たので、このあとはお引き取り願った。
家の周りで、以前からアリジゴクをよく見かけるので、そのうちのどれかが羽化したのだろう。

カスリウスバ
カゲロウ(絣薄羽蜻蛉)、マダラウスバ
カゲロウ(斑薄羽蜻蛉)などが似ているのだが、名前は分からない。 あまり行儀良く止まっていないので、羽の様子が確認しづらいが、模様は地味ながら和風で中々渋いモノがある。
触覚を入れても3センチ弱のバッタの幼虫。

この辺りには小さなバッタしか居ないので、次の脱皮くらいで成虫に成るのかもしれない。
イバラに止まっていたのは、ウンカの種類かと思ったのだが、
アワフキムシと云う、カメムシの仲間のようだ。

なんとかアワフキとか云うのだろう。
アワフキムシだとすると、幼虫の時は泡を作ってその中に隠れているらしい。
「宵待草」と云う有名な歌曲がある。

ツキミソウと云う名前の方がポピュラーだが、正式にはマツヨイグサ。 撮ったのは朝、と云ってもそれほど早い時間帯ではなかったが、まだしっかり開いていた。

露に濡れていると綺麗に見えるから不思議だ。
その閉じかけたマツヨイグサに来ているのはミツバチならぬアブのようだ。

ハナアブ、もしくはなんとかハナアブとか云うのだろう。 ハナアブの仲間は人を刺したりはしないはずだ。
まだ青い参照の実、赤く熟したら皮を摺り潰して、粉山椒のする。

まだ青いこの段階のものは糠味噌漬けに入れておくといい香りがつく。
夜になって月が出ていたので、三脚を持ち出して撮ってみた。

満月が十五夜とすると、この夜は八夜と云う事になるようだ。 前夜だと弓張月、次の夜は上弦の月と云う事になる。 空もあまりクリアではなかったので、こんなものだろうか。
カメラは Sony α100 一部は コンパクトデジカメ IXY DIGITAL 10 を使用
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- 2008/08/10(日) 20:00:00|
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8月の1日~3日と、5月のGWに続いて、滋賀県甲賀市にある「
美しの里」に行った。
美しの里に関しては、5月の日記、その他を参照していただきたい。
今回は、いままでやってきたセレモニーの一環と云う感じのイベントとはがらっと雰囲気が違った、親と子の為のコンサート、と云うおもむきの催しだった。
全く新しい事をやる、と云う事で、主催者側、スタッフとしては若干の不安感も拭えなかったのか知れない。
↓の写真はリハーサル風景だが、動物当てクイズの正解をスクリーンに映しているところだ。

しかし、従来の
美しの里ゆかりの曲に加えて、童謡「チューリップ」を、叙情歌、マーチ、ボサノバ、ロッカバラード、演歌(!)などのスタイルで聞かせて、アレンジの面白さを分かり易くやって見せたり、動物に関係のある歌を三十数曲次々と演奏して、その動物名を当てさせるクイズなどもあって、結果的には大人にも子供にも大いに楽しく過ごしてもらえるコンサートに成ったようで、大成功と云えるだろう。

それと、今回は、多分会場の都合だったとは思うが、中一日オフ日が有った。
そのオフ日は、自由行動なのだが、ミュージアムの見学と云うコースも用意されていた。
5月には、たまたまその時開かれていた与謝蕪村の展示を鑑賞したのだった。
今回は以前に見たものとよく似た展示のようだったので、見学は辞退して、その近辺を散策してみることにした。
上の写真の階段を上がったところが、ミュージアムの入り口になる。

ミュージアムの内部や内容はもちろんだが、その外観、近くの風景も芸術作品の趣がある。

その一つが駐車場からミュージアムに至るこのトンネルで、それほど長くはないのだが、ゆるやかにカーブしていて、前方の出口から射してくる光が壁に反射してくる様子がなんとも云えない。

たしか、大変有名な建築家の設計になるものだったと思う。

駐車場からは歩いてもいいのだが、こんな電気自動車も利用できる。 構内はガソリンを使う自動車は使えないのだ。

真夏の時期でも、このトンネルの中は、涼しい風が通って、心地よいことこの上ない。

庭園内に咲いていたこの黄色い花は、どこでも見かけるビヨウヤナギかなと思ったのだが、似たような花もあるので定かではない。 少し時期的には遅いような気もするが、標高が高いせいだろう。

ビヨウヤナギは「未央柳」、「美容柳」などと書くようだが、語源は定かでないらしい。

これは、以前にも撮ったように思うが、鬼瓦だろうか、駐車場からミュージアムに行く道に平行した砂利道に置かれていた。
わたしのブログは、どうもカマキリの写真が多いようにも思えるが、これは桃谷のカマキリ。
桃谷とはこの辺りの地名である。
標高が高いので多少はマシとはいえ、炎天下猛暑の中で農作業に励む人々。

もちろん無農薬、有機農法のはずだ。

ここでご馳走になる食事は、素材を生かした上品な味付けで、食べる度に感動する。

その素材は、全てこんな感じの自然農法で作られたものなのだろう。
↑の写真の先の方に見える家屋は、5月に来たとき見学した古民家で、県内のどこかから移築してものだ。
こちらは
ネジバナ、道路脇に湧き水が流れ出ているところが有って、たまたま生えていたのが目に入った。

百人一首に「みちのくのしのぶもじずりたれゆえに・・・」と云うのがあるが、あの「もじずり」と云うのがこれだ。

脇水に濡れたコケから立ち上がっていて、寄せ植えと云うか、ちょっと盆栽風にも見えていい感じだと思ったのだが、撮ってみるとそれほどでもなかった。
多分なんとかシジミとか云うのだろうと思われるが、小さいチョウ。

ネットで見た限りでは、ベニシジミと云うのに一番近いが、羽を開いた写真しかないので、定かではない。
国道(県道?)から構内に入って少し行くと、段差がある箇所があって、段差自体はそれほどでもないのだが、車はかならずここで一時停止する事になっている。

そこの表示版に妙なものが止まっているのを見つけた。 一見なにかのサナギかとも思ったのだが、カメラを近づけたらいきなり動き出したのでびっくりした。
これだけ見ると、どちらが上かも分からないが、上が頭だった。

動き出したらこんな形になった。 よく分からないが、蛾の一種だろう。
これはMIHOの中ではないが、草津駅前のホテルの近くで見掛けたブロンズ像。

一応笛吹きの端くれとしては、そのまま通り過ぎるのもナニなので、一枚撮っておいた。
最近、子供が吹くのはほとんどがリコーダーで、こんな感じで日常子供が篠笛(多分)を吹くと云うシーンはあまり見られないようにも思うし、横笛とタンバリンと云う組み合わせも、有りそうに見えて、あまり無いかもしれない。笛を吹いている事自体には、特に意味は無いようだ。そう云うことではなくて、作家さんのイメージとしてこう云う組み合わせが浮かんだのだろう。
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- 2008/08/04(月) 20:00:00|
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