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笛のおっちゃんのブログ

落書き帳に近い面もありますが、半世紀以上にわたり一応我家のメシのタネになってきた様々な笛の話、下手っぴなデジカメ写真などなどをランダムにアップしています。

low pitch

某日

 某スタジオで、とある、演歌のレコーディングが有った。

 と、これではなんの事だかさっぱり分からないが、固有名詞が出せない理由は、先を読んで頂ければ分かる。 

 その日の仕事は、多分、P版、つまり委託版ではないか、と思われ、アレンジャーさんもエンジニアさん、他のスタッフも、一流どころなのだが、なんとなくマイナーな(もちろん、キーの事ではない)感じの録音ではあった。

 ちょっと古いスタイルの流行歌、と云う感じの歌で、曲やアレンジには、別に問題は無いのだが、音合わせ、ちょっとした直しのあと、仮歌(ご本人)が入って、驚いた。

 歌がおそろしくローピッチなのだ。

 だいたい、ボーカルと云うのは、なんとなく低めになってしまう事はよくあるのだが、歌メロとユニゾンに成っていたりすると、まるで違うキーでやっているような錯覚に陥るくらいだから、かなりのものだった。

 キーが高すぎて苦しい、と云うような事ではなくて、単に耳の問題だろう。

 録音の進行は、比較的スムーズで、とりあえずテストを録って、プレイバックとなった。

 誰もあまり口には出さないのだが、お互い、「すごいピッチだね~」と云う雰囲気で、顔を見合わせて苦笑いしたりしながら聞いていた。

 某トランペット氏など、「いや~、おれ、キーを間違ったのかと思っちゃったよ」などと云っていた。

 で、1コーラスくらい行ったら、なんかすっきりしたな、と思って、気がついたら、プレイバックからボーカルをカットしてしまっていたのには、笑ってしまった。

 普通は、本番を録る時は、多少音量は下がるのだが、このテストの時に録った仮歌を流しながらやるのだが、この日に関しては、本番でも仮歌がカットされてしまったのは、云うまでもない。

 演歌でも、そう云う技術を使っているのかどうかは定かではないが、もしかすると、こう云うのも、デジタル処理で、ぴったりのピッチに修正されて、製品化されるのかもしれない。

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テーマ:スタジオ業界 - ジャンル:音楽

  1. 2006/12/10(日) 20:00:00|
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