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笛のおっちゃんのブログ

落書き帳に近い面もありますが、半世紀以上にわたり一応我家のメシのタネになってきた様々な笛の話、下手っぴなデジカメ写真などなどをランダムにアップしています。

お雛様@伝右衛門邸

 上野焼を訪れた後、友達が案内してくれたのが飯塚市に有る「旧伊藤伝右衛門邸」ところだった。
 「でんえもんのところに行こう」と云われても、全然分からなかったが、伊藤伝右衛門と云うのは、万延元年に筑前の穂波郡大谷村幸袋、現在の飯塚市に生まれた実業家で、炭坑王と呼ばれて、石炭産業が華やかなりし頃に、炭坑で巨額の材を為した人物なのだそうだ。 福岡県人、特に筑豊地方では、伝右衛門と云えば知らない人は居ないらしい。 幸袋と云う地名は今でも残っている。
 その屋敷が公開されていて、ウイークデーだったが、結構な賑わいを見せていた。 ちょうど雛祭りの時期だったので、雛人形を展示していた。
110302-伝右衛門-01

 雛壇だけでも中々に豪勢なものだが、上から吊されているのは「吊しもん」、「下げもん」などと呼ばれる飾りで、雛飾りをさらに豪華に見せる為の飾りだ。 もっとも、雛壇を飾る余裕の無い家では、このさげもんだけのところも有るらしい。
110302-伝右衛門-02

 これは掛け軸のようなものだったが、五人囃子が面白かったので撮っておいた。 服装からみると江戸時代の感じか?
 笛の歌口の位置や、左右の手の位置が離れすぎていたりするが、雰囲気は出ているような。
110302-伝右衛門-03

 これは雛飾りというよりはジオラマに近い。
110302-伝右衛門-04

 畏れ多くも、これは明治天皇雛である。 三人官女や五人囃子も居ないし、鉄砲を持った兵隊や騎馬の軍人などばかりで、雛飾りとは云い難い感じだが、最上段中央の右側が明治天皇だ。 この写真では分かり難いが、立派な髭を生やしている。
 何故此処で明治天皇か、と云う疑問も有るが、実はこの伝右衛門に嫁いで来た柳原子(白蓮)と云う女性が明治天皇の姪に当たるのだそうで、その辺りと関係が有るのかも知れない。 その白蓮は、後に伝右衛門に絶縁状を突きつけて離婚したそうで、その絶縁状は当時新聞にも掲載されたりして、当時かなり世間を賑わわせたらしい。
110302-伝右衛門-05

 「皇太子、雅子妃 立像」と有る。 そう思って見ると結構似ている。
110302-伝右衛門-06

 これは「浦島太郎雛」、亀に乗った浦島太郎、下は玉手箱を開けて白髪の老人に成ったところ。
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 これは雅な「貝合わせ」の貝。 貝合わせは他にも何組か展示されていたが、これはかなり小さい方だった。
110302-伝右衛門-09

 雛=小さい、と云うところからか、ミニチュアが展示されていた。 これは大工道具のミニチュアで、金槌の長さが3センチくらいだっただろうか。
110302-伝右衛門-10

 この碁盤や硯箱もミニチュアで、碁盤の一辺も3、4センチくらいか。
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 こちらは庭園。 さすがによく手入れされているようだ。 この時期、見学者は雛飾りの方に行ってしまうので、外に出ている人は少なかった。
110302-伝右衛門-08

 伊藤伝右衛門邸の外観。 この辺りではちょっとした名所のようで、ボランティアかどうかは分からないが、見学者の整理や駐車場の案内をしている人も居た。
110302-伝右衛門-12

 その絶縁状などからは、ちょっとネガティブなイメージもある伝右衛門だが、実業家、政治家としても、かなりの業績を上げたようで、地元での人気も頷けるものがある。

カメラは Sony NEX-5 を使用

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  1. 2011/03/02(水) 23:59:59|
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