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笛のおっちゃんのブログ

落書き帳に近い面もありますが、半世紀以上にわたり一応我家のメシのタネになってきた様々な笛の話、下手っぴなデジカメ写真などなどをランダムにアップしています。

永平寺参拝

【永平寺】

11月25日

 福井フェニックスプラザでのコンサート当日。
 前日に福井に入っているので、リハの開始までは結構時間が有った。
 何をして過ごそうか、何処へ行こうかなど考えてはいたのだが、朝からの雨模様なので、若干モチベーションが下がりつつ、しばらくもたもたしていた。
 雨が多少小降りに成ってきた事もあり、11時過ぎ頃か、意を決してホテルを出た。
 福井と云えば永平寺、まだ訪れたことが無いので、この機会を逃す事は無いと思い、駅の方に向かった。

 途中見かけた路面電車。 乗降口の高いところを見ると、市街地だけではなく郊外も走りそうだ。
111125-永平寺-01

 行き先表示に「越前武生」の文字が見える。 武生市だと思ったら町村合併で越前市に成っているようだが、いずれにしてもここからは20キロ近くはあると思われる。 やはり市街地だけではなく郊外も走るようだ。
111125-永平寺-02

 えちぜん鉄道の駅はホテルの方から行くとJRの反対側、つまり東側にこぢんまりと有る。 ちょうど出た後だったのか、20分ばかり待つことに成った。
 えちぜん鉄道は、元は京福電鉄だったのが福井市などに経営が移って名前も変わったらしい。 電車の感じとしては京都の嵐電や叡電に近い感じがするが、二両編成の電車(ディーゼルではない)である。
 変わっているのは、飛行機のCA風のユニフォームに身を固めた女性車掌(アテンダントと云っていたが)が付いていて、これが中々フレンドリーで、切符の販売や変更はもちろん、色々と質問にも応じてくれる。
 そう云えば京都の嵐電、四条大宮から嵐山に行く電車だが、あれも京福電鉄だった。 ちなみに京福電鉄の「京」は京都、「福」は福井だったはずだ。
111125-永平寺-04

 ホームのベンチにはこんなものが座っていた。 福井では恐竜が有名と聞いた事が有ったが、勝山と云うところに恐竜博物館が有るようだ。 勝山はこれから行く永平寺より更にずっと先に成る。
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 永平寺口で電車を降りて、京福バスに乗り換える。 歩くつもりだったが、歩いて行けるような距離ではなさそうであった。 歩けたとしても時間的に間に合わないだろう。
 バスを降りて更に5、6分歩くと永平寺の門に着く。
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 この日本家屋風の建物、看板には「永平寺門前警備派出所」と書かれていて、なんと交番である。 
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 曹洞宗大本山永平寺と彫られた石碑
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 これが永平寺の正門になるのだろうか。 傘をさしている人も多いが、多分観光バスで来た団体さんだろう。
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 道元禅師の歌、「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」
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 参道、晴れていればもっと綺麗な紅葉が見られたのだろう。
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 この川はその名も「永平寺川」
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 永平寺川はいずれは九頭竜川に注ぐらしい。
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 若干負け惜しみ気味に云えば、雨に濡れた舗道もまた風情がある。
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 この辺りの建築はしっかりした鉄筋コンクリートだろう。
111125-永平寺-15

★ 傘松閣
 通用門から入り、拝観料を払って順路にそって進んでいくと、最初に有るのがこの傘松閣。
 これは傘松閣の大広間(156畳敷)、別名「絵天井の大広間」。
 たまたまこの時そうだったのかいつもそうなのかは分からないが、恐ろしく暗かった。 こんな写真に成ってしまったが、実際にもこれに近い暗さだった。
 1/60でシャッタースピード優先に成っていたので無理もない。 
111125-永平寺-16

 そんな事で、その時は全く気付かなかったが、天井が絵天井に成っていて、当時(昭和5年)の画家たちが描いた230枚と云う花鳥風月の絵が貼り付けられているのであった。 上の写真をなんとか加工したのがこれで、辛うじて絵である事は分かるが、そうと分かっていればもう少しましに撮ることも出来たのに、惜しい事をした。
111125-永平寺-17

★ 傘松閣・達磨の掛け軸
 取りあえず絞り優先にして、同じ部屋で2枚撮ったうちの一枚がこれだ。 後でデータを確認したら、今度は露出がなんと1/2秒とかに成っていた。 部屋の真ん中に突っ立っての手持ちだから、ブレずに済んでいるのはほとんど偶然でしかない。
 達磨さんの掛け軸の横に有るのは布袋さんのようだ。
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★ 仏殿
 伽藍の中央に位置する「仏殿」、明治35年に改築された。 木には北陸地方独特の「雪釣り」が施されている。 この辺りは山沿いだから、積雪もかなりあるのだろう。
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 元々がかなりの傾斜地に建てられているので、各僧堂、伽藍をつなぐ廻廊は、こんな感じの階段に成っている事が多い。
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 よく見ると黒い部分に白っぽいものが見えるが、これは雨粒が写り込んでいるのだ。 かなり激しく降っていたのが分かる。
 晴れていればもっと綺麗な色が楽しめたのだろう。
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 これも晴れていれば、と云いたいところだが、山のほうに見える靄はこの天候でなければ見られない。
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★ 法堂
 「法堂」と書いて「はっとう」と読む。 天保14年(1843年)に改築された。
 禅師の説法や各種の法要もここで行われるそうだ。
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 この法堂の内部もかなり暗いので、たしかなにかの台で固定して撮ったと思う。
 永平寺で有り難いのは、僧侶にカメラを向けない、フラッシュは禁止などの規制は有るが、カメラがOKなところだ。 狛犬のように見えるのは「白獅子」、左右で阿吽に成っているそうだ。
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 法堂からの眺め。 コントラストが強すぎだが、黒い部分の間から見える景色が面白いかなと思ってみたり。
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★ 承陽殿
 「じょうようでん」と読む。 道元禅師のお墓に相当するところらしい。 この「承陽」と云う額は明治天皇から下賜されたものだとか。
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★ 承陽門
 これは内側、つまり承陽殿のほうから撮っている。
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 承陽殿の前に置かれていた香炉(?)。
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 「仏殿」の内部、ここもとても写真が撮れるとは思えないほど暗かった。 この「祈祷」という額は永平寺64世 悟由禅師(ごゆうぜんじ)のものだとか。
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★ 大庫院
 普通のお寺の庫裏に相当するそうだが、斜面に建っているこのかたちも中々に捨てがたいものがある。
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 大庫院前に掛けられた大すりこぎ。 永平寺を建立する時、地固めに使った木をすりこぎにしたと伝えられている。 これを三回撫でると料理が上達するとかで、この前で記念撮影する人が引きも切らなかった。
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 大庫院の辺りから「山門」を見下ろす。
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★ 仏殿
 前にも撮った仏殿。 さらに雨が強くなっている事が分かる。
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 この山門の両側に、四天王が安置されている。
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 上のほう、工事中のようだが、多分これが「中雀門」だったと思う。
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 四天王の一人、「南方増長天王」
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 同じく、左は「北方多聞天王」、右は「東方持国天王」。 いずれも色がかなり鮮やかなので、最近のものか?
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 左は上に有った「南方増長天王」、右は「西方廣目天王」
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★ 鐘楼堂
 大晦日の「行く年来る年」でよく登場するのはこれだろうか?
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 ちょっと定かでないが、多分「仏殿」の右側、こちらにも雪釣りが。
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 ラッキーな事にお寺を出る頃には雨も傘をささなくても良いくらい小降りになった。 多少割高だが福井駅前まで乗り換えも無く、時間的にも短くて済むと云うことで、帰りは京福の特急バスと云うのに乗った。 
 
 これは駅前で見た別バージョンの路面電車。 こんなラッピング電車(?)も有るのだ。
 ここでは単線に成っているが、この少し先が福井駅で終点なので、タイミングを調整すれば単線でも大丈夫なのだろう。
111125-永平寺-42

 時計を見たら約2時半、多少腹も減ったので、駅前でラーメンを食べて、また歩いてホテルに戻った。
 時系列的にはこの後こちらの記事に続く事になる。

カメラは IXY DIGITAL 10、Sony NEX-5 を使用

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テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真

  1. 2011/11/25(金) 23:59:58|
  2. 旅行
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ありがたや冷雨に煙る永平寺

吉祥山永平寺ご参拝ならびに門外不出の貴重なお写真の数々……誠に法喜善悦の極みであります。
あいにくの雨模様で寒かった上、撮影も大変だったでしょうが、曹洞宗大本山永平寺は、雨や雪景色のほうが似合いますね(意見には個人差がありますが笑)。
自分も18年ほど前に東尋坊を観光した折に参拝したことがあるのですが、復習おさらいする意味でも、旭さんのキャプション(写真の説明文)付きのガイドナビは、とても有り難かったです。
ただいま臘八摂心中なので、この機縁に感謝です。
  1. 2011/12/21(水) 09:50:39 |
  2. URL |
  3. kengai #-
  4. [ 編集]

Re: ありがたや冷雨に煙る永平寺

kengai さん
あ、タイトルは五七五ですね。
永平寺の記事、ご覧頂いたようで、ありがとうございます!
庭園などを撮影する時は、わざわざ打ち水をするというそうですから、雨の永平寺も中々風情が有るように思いました。
ただ室内はかなりの暗さなので、写真を撮るにはちょっと厳しい状況でした。 もちろん元々だ写真を撮るようなところではないわけですから、当然と云えばそうなのですが。
ただ、フラッシュは厳禁なのですが、カメラは許されているようだったので、助かりました。
「臘八摂心」、不勉強にして知りませんでした、世の中知らない事だらけですね。
  1. 2011/12/22(木) 20:06:57 |
  2. URL |
  3. おっちゃん #/qJiaeFs
  4. [ 編集]

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