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笛のおっちゃんのブログ

落書き帳に近い面もありますが、半世紀以上にわたり一応我家のメシのタネになってきた様々な笛の話、下手っぴなデジカメ写真などなどをランダムにアップしています。

臨時笛工房@軽井沢 パンパイプ編   2013/08/09

臨時笛工房・パンパイプ編
 今回はパンパイプ編だが、これは知る人ぞ知るチクワ・パンパイプである。
 とは云っても組み上がっている楽器、これで3オクターブに成るのだが、後から追加した上のオクターブは竹チクワの竹ではない。 太さと云うか細さの関係で、チクワの竹では太すぎてちょっと無理だからだ。
 同じく下のほうの数音は長さが足りないので、チクワの竹を繋いだものを使っている。
130809-笛工房-03a

 そもそもチクワパンパイプの最初はさださんのツアーで「北の国から」のあの「五朗のテーマ」が吹ければ良かったので、DからDの1オクターブで足りていた。 それがメインテーマも吹くように成り、サビのところで上のGまで出てくるし、コーダでは下のGも使いたいのでGからGの2オクターブに拡張したのであった。
 ここまではなんとか竹チクワの竹で間に合っていたのだが、それ以上、それ以下は別の材料を使わないとどうにも成らない。
 写真のパンパイプで最低音はト音記号の第2線のGで最高音は加線4本のGの更にオクターブ上のGである。
 ちなみにこのパンパイプは置き方が裏向きで、実際に演奏する時は右側の方が短く、つまり高い音になる。
130809-笛工房-02

 上はこれ以上高い音を使うことはほとんど無いが、下の方は時々「もっと低い音は?」と云う要望があるので、さらに5度下のCまで広げようと思って材料を選んでみた。 Cと云ってもピアノの中央ハなのだが、笛としては結構低い感じに成る。
 ここにバラで並んでいるのは竹チクワの竹ではなくて、昨年1月に九州に行ったときに採ってきたものだ。
 長さと太さはちょうど良い感じだと思っても、実際に吹いてみるとかなり個体差が有る。
 鳴らないと思っても同じ管を反対側から吹くと結構よく鳴るやつも有るので、選定は慎重にやる必要が有る。
 今回は結局タイムアウトに成ってしまい、材料をある程度まで選ぶところまでしか出来なかった。
130809-笛工房-01

カメラは IXY DIGITAL 10 を使用

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テーマ:楽器の話 - ジャンル:音楽

  1. 2013/08/11(日) 01:39:13|
  2. 笛作り
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  4. | コメント:6
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コメント

最高音

お久しぶりです~♪
G管のバンパイプですか! 最低音のGと最高音のGでは息のスピードと角度がかなり違うのでしょうね~
ちなみに最高音はどれくらいまで可能なんですか?
  1. 2013/08/13(火) 23:44:15 |
  2. URL |
  3. A rata #-
  4. [ 編集]

Re: 最高音

A rata さん
角度とスピードはあまり意識しないのですが、一番違うのは息の量でしょうね。
低い方が大量の息を使いますので、すぐ足りなく成ってしまいます。
上のほうはピアノの最高音に相当するところまでやってみた事は有るのですが、管が細く成りすぎて、隣の音が一緒に鳴ってしまったりするので、使えないようでした。
  1. 2013/08/14(水) 01:33:58 |
  2. URL |
  3. おっちゃん #-
  4. [ 編集]

吹くときに間違え無いのが凄いですね

こんなにたくさんの管が並んでいたら、吹くときに間違えてしまいそうですが、
それを間違わないのが、やはりさすがはプロですよね。
それにしても、ピアノの真ん中のドの音(C)が、
笛としては結構低い音なのかと、ちょっと意外でした。
ドの音って、なんとなく普通に当たり前の高さと思っていたものですから。
パンパイプが、「加線4本のGの更にオクターブ上のG」って、
どんな高い音??と思いました。
ピアノだと結構当たり前に高い音から低い音まで出ちゃうけど、
笛だと大変なのだなと改めて思いました。
  1. 2013/08/14(水) 16:13:04 |
  2. URL |
  3. YORK #tBZwmCIw
  4. [ 編集]

Re: 吹くときに間違え無いのが凄いですね

YORKさん
それぞれの管には一応音名が書いてあるのですよ、CとかF#とか。
ハープの弦が、たしかCの弦が赤とか色が付いているのと同じでしょうか。
ハーピストさんの話ですが、コンサートなどで赤い照明を当てられると、区別が付かなくなり、突然弾けなく成ってしまうんだそうです。
笛の音域って、普通よりも1オクターブ違って聞こえる、と云うふうによく云われます。
フルートでピアノの中央のCを吹くと、いかにも低い音~、と云う感じがしますが、同じ音をコントラバスなどで弾けば、随分高い音を弾いているように聞こえます。
相対的なものでしょうね。
  1. 2013/08/14(水) 23:23:56 |
  2. URL |
  3. おっちゃん #/qJiaeFs
  4. [ 編集]

美しい曲線

おっちゃん、おはようございます。
画像を拝見して感じたのは4点。曲線が綺麗だ、と、重そう、と、肩が疲れそう。
どれくらいの重さがあるのですか?吹く時は水平に持つのですよね?幅があるのでかなり肩がしんどいように思いますが、フルートと比べてこの点どのような感じなのでしょうか?
もう1点は、竹を繋いでいるのはどのような材料で縛り繋いでいるのでしょうか?
素人に免じてお馬鹿な質問お許し下さい。
  1. 2013/08/17(土) 08:31:20 |
  2. URL |
  3. たにくん #L8AeYI2M
  4. [ 編集]

Re: 美しい曲線

たにくん
曲線とおっしゃるのは、低い音から高い音まで少しづつ長くなっていくラインの事だと思うのですが、これは、たとえばマリンバやシロホンの下に付いている共鳴管の並びや、ハープの枠、ピアノの中にあるフレームのかたちなどとも通じるものが有りますよね。
決して直線ではないところが綺麗なのかも知れませんね。
重さですが、わたしが扱っているパンパイプは比較的小さいので、重さが負担に成る事は有りません。
逆に、フルートのほうが姿勢としては不自然なので、きついかも知れないです。
管を縛っているのはゴム紐です。 女の人が髪の毛を縛るようなゴム紐で、適当な太さのやつを用意しています。
ゴム紐だと、適当に縛っておいてもゆるんでくる事が無いので、具合がいいのです。
  1. 2013/08/17(土) 17:57:49 |
  2. URL |
  3. おっちゃん #/qJiaeFs
  4. [ 編集]

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